『1300台売った営業マンが、失敗しない“クルマの買い方”教えます!』その3~いよいよ商談!見積編~
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いよいよ“本番”です!
さあ!クルマも気に入った、試乗して納得も出来た・・・となれば、いよいよ、商談に突入です。
「どれくらいの金額になるんだろう?」
「いったい、いくらぐらい値引きしてくれるのだろう?」
「本当に買っても良いんだろうか・・・」
期待感だったり、不安感だったり・・・
ラジバンダリ!!(すいません、お約束です^^;)
色々な思いが、渦巻いてくると思います。
何台買っても、契約の時の緊張感と高揚感は、シビれるものがありますね^^;
でも、契約後に
「本当に安く買えたのかなぁ・・・」
「上手く、丸め込まれてないかなぁ・・・」
という、気持ちにはなりたくないですね。
そうならないために、ポイントを抑えて商談を進めましょう!
見積をよく見てみよう!
『お見積』と書いている販社があれば、『商談メモ』と書いてある販社もある。
『内税表記』のところもあれば、『外税表記』のところもある。
メーカーが違えば、表記の仕方も違う。
同じクルマなのに、販社が違うとビミョ~に(金額も含めて)違ったりする。
トヨタが長かった私ですが、日産やホンダの見積は、未だに慣れません^^;
だから、お客様は、も~~~っと分からないと思います。
ですが、ご安心を。
書いてある内容は、基本的に一緒です。
私の勤務先の見積で、見ていきましょう。
これは、見積書の上段三分の一くらいの部分です。
思いっきり、会社名が出ていますが、気にしないで下さいね(笑)
- お客様のお名前
- お支払総額
- 購入予定車種名とグレード、外板色
この辺は、どこの販社さんでも同じ様な感じです。
チェックポイントは
- 住所、名前に誤りはないか?
- 車種、グレード、色に間違いは無いか?(ここは、重要ですよ!)
- 支払い金額を見て、我に返らないこと!(笑)
はい、次。
これは、見積書の左側です。
お金に関する項目が書いてあります。
これは『外税表記』です。
上の方が、クルマ自体に関する事です、
ちなみに、『値引』は、未だ入っていません。
下取りも入っていませんね^^;
下取り車については、別の機会で触れます。
下の三分の二は、いわゆる『税諸費用』と呼ばれる物です。
税諸費用に関しては、後で触れたいと思います。
では、次。
付属品やオプションの明細です。
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがあります。
オプションとは
最初から標準装備として付いている装備以外に選べるのが、オプションです。
オプションを取り付けることにより、好みやライフスタイルに合ったクルマにすることができます。
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがあり、両者は注文できるタイミングが異なります。
メーカーオプションとは
クルマを工場で作るときに一緒に組み付けるオプションのこと。
主なものとしてサンルーフや本革シートなどがあります。
注文できるのは購入時だけで、後で付けることはできないので注意が必要です。
ディーラーオプションとは
フロアマットやシートカバーなど、納車時に販社で付けてもらうのがディーラーオプションです。
後から頼んで付けてもらうこともできます。
ホンダさんのHPからお借りしました。
メーカーオプションは、注文後の変更が利きません。
これは、注文書の『裏面約款』にも書いてあります。
熟慮して下さいね^^
『架装品』は、ディーラーオプションと同等と考えて下さい。
(弊社の独特な表記です)
税諸費用ってなんだ?
購入時に掛かる税金は
- 自動車税
- 取得税
- 重量税
です。
取得税と重量税は、エコカー減税( 排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して、それらの性能に応じて、自動車重量税と自動車取得税を免税・軽減)で、安くなることがあります。
商談時に確認しましょう。
それ以外に掛かるものが諸費用です。
自賠責保険は、購入する車によって違います。
そして、よく話題に挙がるのが
- 車庫証明代行料
- 納車費用
です。
「車庫証明は、自分でやるので、大丈夫です」
と言って、ご自身でやれば不要になります。
「納車は、取りに来ま~す!」
と言えば、これも省くことが出来ます。
最近は、ショールームへの来店を促す意味でも、積極的に来店納車を勧める販社が増えているので、最初から入っていない場合もありますね。
ここに出ていないもので、よくあるのが
希望番号申請代行手数料
ですね。
ナンバープレートを好きな番号にする時、申請が必要になるので、その手数料です。
手数料は、各販社の自由裁量で決められているので、ピンキリです^^;
輸入車ディーラーは、基本的に高めに設定されてますねぇ・・・。
そんなところも“プレミアム感”を演出しています(笑)
法定費用は、“印紙代”です。
登録法定費用は、登録方法によって変わります。
どうでしょう?
少し、見積が見やすくなりましたか?
知ると、知らないでは、大違いですね^^
今回は、説明することが多かったので、少し長くなってしまいました。
次回は、商談時のポイントについてお話します!