『1300台売った営業マンが、失敗しない“クルマの買い方”教えます!』 その2~試乗してみよう!~
前回書いた、その1はコチラ ↓nakashige.hatenadiary.com
必ず言われる「試乗してみましょう!」
ある程度の説明を受け、カタログを見ながらひと息ついていると、必ず
「お乗りになってみませんか?」
と、声を掛けられると思います。
それは、なぜでしょう?
こう水を向けると、大体
「乗ったら、欲しくなっちゃうからぁ・・・^^;」
と言う答えが返ってきます。
はい、十中八九、間違い在りません。
言わないような営業スタッフからは、買わなくて良し!
そうです、欲しくなって欲しいのです(笑)
お客様の本気度を測るとも言えます。
でも、だからと言って、何も気負う事はありません。
遠慮無く、乗らせてもらいましょう^^
乗らなければ分からない事って、結構あるんですよ^^
試乗前の注意点
- 免許証の提示をお願いされます。お忘れ無く!
- 『眼鏡等』の記載が免許証にある人は、メガネも忘れずに!
- 出来れば、(普段、乗っている)家族全員で!
- 座る場所もいつも通り!(今の愛車との違いが分かります)
試乗の前に
「もし、試乗中に事故を起こしたら?」
と、聞かれることがあります?
大丈夫!試乗車は、ちゃんと任意保険に加入しています。
販社にもよりますが、『お客様アンケート』の裏に“注意事項”が記載されていたり(うちの会社は、そうしています)、スタッフから直接、諸注意の説明があります。
心配な時は、必ず確認しておきましょう。
基本的に、お客様へのご負担は無いと思いますが、車両保険の免責分を負担するケースもあります。
これで安心ですね^^
だからと言って、飛ばしすぎたり、無謀な運転は、絶対にやめましょー!
さあ!乗ってみよう!
いよいよ試乗です。
試乗は『決まったコースを走る』ケースと『フリーで走らせてくれる』ケースがあります。
決まったコースでも、状況を考えて設定されているので、長い直線があったり、アップダウンがあったりすることが多いです。
ある程度は、そのクルマのフィーリングが掴めると思います。
輸入車ディーラーでは、試乗コースに高速道路を設定して、積極的に“走りの素晴らしさ”をアピールすることもあります。
フリーで走らせてくれる時は、よく使う道や家の近所等を走ると良いと思います。
私は、店舗の近くのお客様に「ご自宅まで行ってみましょう!」と、ご案内していました。
より、実際に使うシーンをイメージしやすいですからね^^
ご主人一人でお見えになったお客様に、ご自宅まで試乗していただいて、帰り道は、家族全員でショールームに帰ってきた事もありました(笑)
もちろん、そのまま決めていただくんですけどね(爆)
試乗時の注意点
- シートポジション、ミラーの位置等は、必ず自分に合わせましょう!
(営業スタッフからも促されます。安全第一!) - ショールームで座った時との違いを確認しましょう!
(実際に走ってみると、イメージと違った点があるかも?) - 静粛性、加速感、ブレーキの踏み心地、ハンドルの操作性を確認しましょう!
(今の愛車との違いをここでも実感して下さい) - ナビやエアコンの操作性を確認しましょう!
(今の愛車と比べて、使いやすい?使いづらい?) - 何も気にせず、いつも通りに運転してみましょう!
(これが一番、大切かも知れません) - 家族が一緒に乗っている時は、試乗中に感想を聞いてみましょう!
(自分のクルマ選びが間違っていないか?賛同しているか?が分かります 笑)
カーオーディオに拘っていらっしゃる方は、普段聞いている音楽のCDなんかがあると、比較しやすくて良いですよ。
ちなみに、私が在籍していたA○diには、何種類かのCDを用意して、お客様の嗜好に合わせたものを試乗中に流していました。
オーディオに力を入れているメーカーは、そんなこともしてくれます^^
それから、最近よくあるのですが
「自動ブレーキ試していい?」
というお声を聞きます。
これは・・・ご勘弁いただきたい・・・_| ̄|○
万が一があると、お互いが嫌な気持ちになりますから。
過去に、事故が起きた事もありました。
ご理解下さいm(_ _)m
(イベント等で、体感出来ることがあります。その時は、ご遠慮なくどうぞ^^)
さて、いかがでしたか?
次回は、いよいよ『商談編』になります。
お楽しみに!