『1300台売った営業マンが、失敗しない“クルマの買い方”教えます! その4~いよいよ商談!商談のツボ編~
前回の記事はコチラ ↓
様々なポイント
いよいよ、実際に商談を進める段階です。
まあ、実際には、説明や商談時も営業スタッフにとっては、商談がスタートしているんですけどね(笑)
今日は、金額の話や進め方についてお話しします。
但し
誰よりも安く買う方法ではありません!
「少しでも安く買いたい」と、思うのが人情ってもの。
私だって、買う時は、そう思います。
でも、実際には、他人と比較する事も難しいです。
購入する1台のクルマを通して、色々なお付き合いが始まります。
そんなことも考慮しつつ
失敗しないクルマの買い方
なんだと、ご認識下さいね^^
競合は、させない方が良い
「○○(カー雑誌)では、▲▲円引くって書いてあったけど・・・」
「○○(他ディーラー等)は 、▲▲円値引きするって言ってたけど!」
“比較対象になるクルマや他社と競合させるのが鉄則”
とよく書かれたり、言われたりしています。
でも、これ 逆効果 です!
経験上から言っても、他メーカーの話をされても
「で?」
という感じでしたし
他ディーラーと競合した時は
「何で、そちらでお決めにならなかったんですか?」
と、聞き返していました。
嫌な営業スタッフですね(笑)
それよりも
「予算が○○までなので、それくらいになりませんか?」
って言われたら、力が入りますね。
その上
「この店で、あなたから買いたい!」
てダメ押しされたら、営業スタッフは燃えます(笑)
「何とかがんばります!」
て言って、あなたの代わりに、上司と商談してくれますよ(爆)
これ、ホントの話。
私が現役の時は、上司に
「ここまでがんばれば、決めて貰えますから!」
って、色んな言い訳して、条件を引き出していました。
店長時代は
「俺と商談しないで、お客様と商談してくれる・・・^^;」
って、苦笑いしながら、GOサインを出したものです。
その後、私が部長と商談していたんですけどね(笑)
お客様の立場になって、私が今のクルマを買った時、このセリフを言ったら、素晴らしい条件提示がありました。
あっ、誤解の無いように言っておきますが、値引きして欲しくて言ったのでは無く、心の底から
「この人に、面倒見て欲しいなぁ・・・」
と思って言ったんですからね^^;
「○○円にしたら、買ってやるよぉ」
とか言いそうな人(笑)←悪い例です。
“時期”は、あまり関係無し
今の時期
『期末セール』
とか
『大決算!』
なんて言葉を耳にしたり、目にしたりしますね。
「買うなら3月、9月の決算時期だ!」
「7月や12月のボーナス時期がお得だ!」
これが、定説とされていました。
ハッキリ申し上げます。
関係ありましぇ~ん!
これは、平成一桁、そう“バブル”の時代に、在庫をたくさん抱えていた頃のお話。
そうそう、こんな時代です。
自動車は、登録(ナンバーが着くこと)されて初めて、売上になります。
いくら、たくさんの受注を抱えていても、登録するクルマが無ければ、どうしようもありません。
国産ディーラーは現在、そんなに多くの在庫を抱えていません。
むしろ、納車まで2~3ヶ月掛かるのが普通になってきました。
そうなると・・・ね、今までとは違いますよね^^
ただ、輸入車ディーラーは、ちょっと違います。
輸入車は、生産国にもよりますが、イチからオーダーすると、“半年待ち”ということもあります。
そんなクルマばかりだと、いつまで経っても売上が立ちません。
それでは困るので、輸入車ディーラーでは、ある程度の台数を在庫として持ちます。
ですから
在庫車に限り、破格で買えるチャンスがあります!
はい、私が買った某V○ゴ○フは、破格でした。
同業の私がビックリするくらいの、スーパープライスが提示されました。
そりゃ~、即決ですよね^^;
自分が希望する車種にドンピシャ!、もしくは装備や色で妥協出来る部分があれば、買っても損は無いと思います。
もしかしたら
「ご希望の装備より、余分に付いている物がありますが、その分はお値引きします!」
なんていうこともありますよ^^
在庫車に関しては、国産ディーラーも、“ほぼ同じ”と考えて良いと思います。
ただ、輸入車と比べると確実に、その可能性は低いですが、ゼロではありません。
どのタイミングが良いの?
結論から申し上げます。
欲しくなったら、買ってしまえ!
です^^
欲しくなったら、色々と調べるし、色々と妄想するし(笑)
真剣に考えたら、商談も真剣になるでしょ?
納車まで、それなりに時間も掛かりますからね^^
一番楽しい時期に、決めるのが良いと思いますよ!
営業スタッフの立場から言えば
毎週が決算! 毎月が決算!
年間目標があって、毎月の目標があって、週毎に目標が決められて・・・。
その目標をクリアすべく、営業スタッフは毎日がんばっています。
決算だろうが、なかろうが、そんなことは(あまり)関係が無いのです。
「物欲しそうな顔して行ったら、足下を見られるのでは?」
そんな心配はご無用!
私が知る限り、国産ディーラーでは、値引を抑えても
営業スタッフの収入に大差は無い
からです。
若干はあると思いますが、基本的には
“1台でも多く売る”
ことが優先されます。
売れないことには、何も始まらないのです。
輸入車ディーラーは、どうなんでしょう?
私が在籍していた時代は、利益がモロに給与に反映されていました。
今は、国産ディーラーに近いのでは無いかと思います。
ですから、営業スタッフは、あなたに
クルマを高く売り付けてやる・・・
等という気は、更々無いのです。
少し、安心出来ましたか?^^
かなり長くなってしまいました。
今日はここまでにして次回、続編を書かせていただきます^^