『運命の再会』
どうやら、台風は通り過ぎたようで、真夏の日差しが注ぎ始めました。
甲子園は、今日から開幕。
TVの前から離れられなくなる・・・。
かく言う私も、32年前は、甲子園を目指す高校球児でした。
こんな感じで(笑)
それから時は過ぎ、自動車業界のど真ん中を歩き、そこそこの収入とそれなりの地位も手に入れ、40も半ばを過ぎ、今の会社へ転職。
業界内の狭い人脈と、いつしかこびり付いた『慢心』という垢。
「この会社、諸々テコ入れしないと・・・」なんて考え、先ずは、HPの手直しから。
とは言ったものの、ネットに関する知識などド素人の私。
そんな時に、ひとりの友人の顔が浮かんだ。
「あいつに相談してみよう!」
それは、中学高校の同窓生。
同窓生とは言え、Facebookでは繋がっていたものの、卒業してから一度も会っていない。
正直に言えば、『顔見知り』程度の仲。
中高一貫の私学だった故に、「なんとなく」繋がっていただけだった。
でも、その友人は、二つ返事で相談することを快諾してくれた。
30年ぶりの再会。
挨拶も昔話もそこそこに、友人は切り出した。
「あのさぁ、HPをテコ入れする前に、他にやることがあると思うんだよね」
いきなり『核心』を突いて来やがった(笑)
「ホントは、オマエもそう思ってるんじゃないの?」
何だ、こいつ?
どこまで俺の心を見透かしてるんだ?
俺の心を見透かすほど、深い付き合いじゃなかったよなぁ?
何なんだ、一体?
それから、自分の思いを吐露し、問題点や思った事を包み隠さず話した。
「大体のことは分かった。ちょっと会わせたい人がいるんだけど、どうかな?」
この一言がきっかけとなり、自分の魂を揺さぶるような人々の出会いが始まった。
もしあの時、彼に会っていなければ・・・。
これは、運命の再会!
まるで、恋愛小説の書き出しみたい(笑)
きっと、「ぼちぼち、出会っておきなよ」と神様が言ったのかもしれない。
狭い業界で、狭い人脈としか繋がりを持たず、思い上がりから学ぶこともしなかった『オジサン』の運命が少しずつ動き始めた。
これは、誰にでも体験出来ること。
それに気付かないか、見て見ぬふりをしてるだけ。
そこのあなたにも気付いて欲しい。
そんな思いも込めて、明日も書いて行きます。