『熱いオヤジたち』
燃えるオヤジ
25日の土曜日、東京ビッグサイトで『第21回自動車整備技能競技大会 』が開催されました。
日本全国から、優秀なエンジニアたちが日頃、鍛えた整備技術と接客スキルを競う大会。
その代表選手の中に、私の友人が1人、とある県の代表として出場した。
それも、出場者最年長。
彼は、過去に優勝経験を持つ、素晴らしいエンジニア。
結果は、目指すところでは無かったが、彼の勇姿は、多くの人に見届けられた。
距離を超えて
カッコイイ文章で書き出しました(笑)
今回の大会出場は、大きな目的の1つ。
でも、もう1つの大きな目的があった。
それは・・・
私を含めた仲間と、酒を酌み交わすこと!
いや、こっちがメインイベントだったかも(笑)
大会には、全国の整備工場から、色々な人が集う。
ある意味、大きな“お祭り”でもある。
私と友人は、あることがキッカケで、Facebook上で仲良くなった。
それがご縁で、何人かの同業者が友人になてくれた。
私と仲間たちは、“初対面”。
愛知、新潟、埼玉・・・。
全国に広がる、その“友人”たちが、この大会をキッカケに参集したのだ。
SNS恐るべし・・・。
その熱量たるや、ハンパじゃない
バブル期を過ごして来た、私の同世代。
『売り手市場』で、さほど就職にも困らなかった。
でも、歳を重ね、それなりに『修羅場』をくぐり抜けてきた連中は、今の時代に、もの凄い危機感を感じている。
「我々の業界に、まだまだ伸び代はある!」
「この時代を乗り切るために、我々が出来る事がある!」
「新たな時代、新たな世代を作るのは、我々の役目だ!」
お酒が手伝ったせいではない。
TLでも、メッセンジャーでも、そんな話をしてきた。
そういう話を重ねて来たから、距離を越え、『初対面』という時間の壁を越え、何十年も一緒に戦ってきた『同志』の様に、この場所に集まったのだ。
「俺たち、傍から見たら、変態の集まりだよね〜(笑)」
「変態が集まると、"熱い"じゃなくて、"暑苦しい"だなぁ(笑)」
新しいビジネスモデルが出来るか?
「営業さんに1,000万ブレーヤーが居るのに、何でエンジニアに1,000万ブレーヤーが居ないんだろう?」
そんな一言が口火を切った。
「そういうエンジニアを育てたいんたよねぇ…。」
「カリスマ美容師が居るんだから、カリスマエンジニアが居ても良いでしょ?」
正しく、その通りだ。
「大門未知子みたいに、フリーランスのエンジニアとか、面白そうだね」
「私、何でも直すんでとかね(笑)」
いや、それアリだから。
「ウチらは、全国に仲間がいるんだから、そのネットワークを活かせば、ディーラーにも負けないよな」
「いや、ディーラーは敵じゃないよ。ウチらは、違う方向で勝負しよう。ウチらにしか出来ないことをやろう!」
何だ?
ポンポンとアイデアが出てくるぞ。
マジで、何か出来るんじゃないのか?
後は、実行に移せる行動力だけなんじゃないのか?
何か、面白いことが始まりそうじゃね?
俺たちなら出来る!
何だか、この仲間と一緒に居ると、何でも出来そうな気がする。
この暑苦しさがあれば、やれちゃいそうな気がする。
かつて、こんなに志が高い同業者に、出会ったことがあっただろうか?
今日この場に集えなかった、もっともっと暑苦しい仲間がいる。
その仲間も巻き込んだら、どんなことでも出来るんじゃなかろうか?
そんな気にさえなる。
「よし!各自の持ち場で頑張って、来年の4月にまた集まろう!」
そう言って、暑苦しい男たちは、おネエさんのいるお店へと、繰り出して行くのであった…。
「何だよ!やっぱり、ただの"エロおやじ"の集まりじゃねぇか!(笑)」