『生涯勉強ですな』
窓を打つ雨の音で、午前2時に一度、目を覚ました。
今朝は、朝寝坊…のつもりが、「お父さん、起きろー!」と、7時前に息子に起こされた(T_T)
布団を出る前に、"ありがとう"を100回(^^)
朝食を摂りながら、新聞に目を通す。
『86歳、衰えぬ探求心』
神奈川新聞より
『敬老の日』ということもあり、高齢者に関する記事が多い中、社会面を飾るニュースが掲載されていた。
『横須賀の大出さん』という、このおじいちゃん、何と、放送大学の全コースを卒業されたという強者。
まだお勤めになられていた53歳の時(1985年)に、1期生として、放送大学に入学。
その後、学士取得を目指し、1991年に、無事に卒業。
勉強を重ねるうちに、次々と興味が広がり、33年を掛けて、全コースを履修し、名誉学生となられた。
2002年には、大学院まで進み、修士論文まで書き上げられている。
「家庭の事情で進めなかった」のだそうだが、学ぶことを諦めず、それどころか、「年齢を重ね、関心ある学問の幅が広がった」と、仰っている。
自分の学生時代は、どうだったろう?
ただ何となく、「周りが行くから」くらいの中途半端な気持ちで、大学に通ってはいなかったか。
4年間で、何を学んだのか、ハッキリと答えられるだろうか。
「学生時代に、もう少し勉強しときゃ良かった(^^;;」
こんなセリフを何度、照れ臭そうに言ったのか。
ふと、自分が、恥ずかしくなってしまった。
「学べば、新たな疑問が出てくる」
本当に、そうだろう。
本気になれば、いつでも、どこからでも、また学ぶことが出来る。
先日も書いたが、遅すぎるということは無いんだ。
改めて、大出さんに、それを突き付けられた気がした。
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この記事を読む前の、昨夜の出来事。
友達がFacebookのTLに
「マーラー8番 千人の交響曲、団員募集してますね。
本番 2018年9月16日(日)@ミューザ川崎。
この大曲を、ほぼ毎年どこかで歌えるというのはすごいこと。」
という、書き込みをしていた。
「あ、やりたい!」
思わず、口から出た言葉。
合唱団に入ろうと決めた。
亡くなった父は、合唱団に所属していた。
若い頃は、かなり本格的にやっていたらしいのだが、50歳を過ぎた頃、「第九が歌いたい」と言って、横浜市が主催する会に参加し、『横浜みなとまつり』や『横浜どんたく』のステージに上がり、歌声を披露していた。
晩年には、歌劇まで手を広げ、『カルメン』をフィレンツェに行って、歌ってきたのだ。
その事を自慢げに、写真を見せながら、私に話していたのを思い出した。
「いつかは、親父と同じ様に…」と、思っていたのだが、どうやら『その時』が来たらしい。
自分でブログに綴ってきていることが、少しずつ現実になってきているのかな(^^)
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"ありがとう"チャレンジ進捗状況
昨日17日は、1,100回、合計2,100回。
今日は、既に1,000回まで到達したので、どこまで伸ばせるかな?