『何で、こんな悲しいことが起きるんだ・・・』
悲しすぎるニュース
教員による“パワハラ”で、若い命が絶たれてしまいました。
悲しい、あまりにも悲しすぎます。
この少年は、どんなに辛く、どんなに悲しい思いをしたのでしょう?
生徒会の副会長を務めていたくらいですから、聡明な少年だったのでしょう。
そんな少年が、なぜ、教員の“標的”になってしまったのか?
そして、なぜ、この教員は、少年を“標的にしたのでしょう?
マラソン大会の準備が遅れたから?
生徒会活動に夢中になるあまり、宿題を忘れたから?
どちらとも、情報が少なく、それを推察することは出来ません。
少なくとも、少年は、お母さんを通じて、『SOS』は出していました。
なぜ『SOS』は、届かなかったのでしょう?
学校や担任は、少年の『SOS』を黙殺したのでしょうか?
ハラスメントに至る理由
元“パワハラ上司”的な立場で、少年が標的になってしまった理由を推測します。
- 指示、指導を守らない
- 何となく、自分に接する態度が悪く感じられた(舐められていると感じた)
- 生徒会活動には真面目だったが、授業態度に問題があった→これは、無いかな
- 自分の期待に添わない
- 何となく、嫌い
こんな感じでしょうか。
普通に考えれば
「宿題を忘れて、指導の一環として、怒った」
とか
「生徒会活動に夢中になり過ぎ、注意しただけ」
こんなコメントが出てくるのではと、予測します。
「何となく、気に入らない生徒だった」
なんて、思ってても絶対に言いませんね。
でも案外、この辺が答えかもしれませんよ。
ハラスメントという“自覚”は無い
この教員、自分が「パワハラしてる」という自覚は、皆無だったと思います。
本人は、指導のつもりだったと思います。
ただの、「注意しただけ」だったと思います。
だから、始末が悪い。
熱意だとか、生徒の為を思えばとか・・・。
「その“方向性”、間違ってますから!」
声を、大にして言いたい。
私は、そうでした。
相手に期待すればするほど、要求が高くなり、出来ないことに腹を立てる。
「何で、出来ないんだ!」
とか
「やらないのか?出来ないのか?どっちだ!」
とか。
それは、相手に対して、愛情が高ければ高いほど、エスカレートしていったように思います。
少なくとも、意図的に嫌がらせをしたことは無かった(はず)です。
でも、怒鳴った翌日は
「あいつ、ちゃんと仕事来るかな・・・」
ドキドキした日もありました。
今考えても、そら恐ろしいことです。
キチンとした調査をお願いしたい
教育機関は、『隠蔽体質』だと思っています。
事実が明らかになると、自分の立場も追われますからね。
でもね、
もう若い命が絶たれるようなことは、止めにして下さい!
本人も可哀想。
助けを求められていたのに、助けて上げられなかったお母さんも、可哀想。
当事者の教員も、糾弾されて当然ですが
「なぜ、起こってしまったのか?」
「なぜ、そういう指導になってしまったのか?」
原因を突き止めましょうよ。
何人、同じ様な犠牲者を出せば、気が済むと言うの?
親御さんの記者会見で
「息子(娘)の命が、無駄にならないように・・・」
何回、そんな悲しい記者会見を見ればいいのさ?
『少子高齢化』の時代だぜ。
これからの日本を作る若者の命を、年長者が奪うとか有り得ないだろ?
この少年のご冥福をお祈りすると共に、ご両親のお気持ちが救われることをお祈りします。