『野球界における現代の指導法から学ぶこと』
阪神タイガースで起きた事件
驚きのニュースが目に飛び込んできたのは、8日の金曜日のこと。
阪神・掛布2軍監督、今季限りで退任を表明
8日に球団から契約満了の通告
サンスポ.COMより
「あれ?阪神の育成、順調にいってなかったっけ?」
ふと、疑問に思った。
そして、今日の記事によれば、どうやら、金本監督との確執があったようだ。
金本監督の“育成”とは
金本監督には、ウェイトトレーニングで作った肉体を猛練習で鍛え、バットスイングを強くして、1年間最後までへばることなく戦える最強チームを作りたい、との理想像があった。自らの広島時代の実体験からくる手法。
THE PAGEより
あはは・・・昔ながらの育成方法だなぁ(笑)
反対に、掛布2軍監督の“育成”とは
掛布2軍監督には、やらされる練習ではなく、自分で考え、自分からやるという主体性がなければ、選手は伸びないという持論があった。
THE PAGEより
今に即した考え方だなぁ(納得)
プロ野球界の指導方法も、間違いなく時代の移り変わりと共に、変わっているということ。
今の時代の選手には、今の時代に合った育成方法を取る必要がある。
自分で引っ張ってきた掛布さんを、意見の対立で切っちゃったということらしい。
まあ、その辺は、どうでも良いんだけどね(笑)
なぜ、花咲徳栄高校野球部が全国制覇出来たのか
今朝、仕事中によく聞いているTBSラジオの『伊集院光とラジオと』という番組。
「岩井監督の指導法は、職場でも役に立ちます。管理職の方は、お聞き逃し無く!」
伊集院さんにこんなこと言われたら、絶対に聞きますよ(笑)
で、仕事のフリをしつつ、営業車の中で、岩井監督のインタビューを聞く。
「私、昔は、もの凄いスパルタ指導でした。でも、今はもう、それが通用しないんだなと・・・」
「生徒たちに考え、想像し、決断する、“自立”を促しています」
ああ・・・やっぱり、そうだったんだ・・・。
高校野球の指導法も、確実に方向転換を迎えていた。
私が犯した“部下育成”のミス
私は、小学校を卒業するまで、父に殴られながら育てられた。
中学、高校の野球部では、殴られはしなかったが、スパルタ指導で育てられた。
私の部下育成のバックボーンは、全てここにあったような気がする。
“気合い”とか“根性”で、成果が上がると信じていた。
対話などせず
「言われた通りにやればいいんだ!」
と、半ば脅しのようなマネジメント。
瞬発力はあったかもしれないが、長続きはしなかった。
当然、私を慕う者などは無く・・・。
振り返れば、後ろには誰も居ない。
多分、自分でも気付いていた。
気付かぬフリをしていた。
そうしないと、自分が追い込まれてしまう。
弱い管理者だったのだ。
自分の成功体験と同じ事をすれば、実績が上がる。
俺が出来たのだから、オマエに出来ないわけがない。
さあ、やれ!なぜ、やらない!
まさしく、今の金本監督、昔の岩井監督と同じだったわけだ。
今考えても、顔から火が出るほど恥ずかしい・・・(。-_-。)
キーワードは『自立』、『自主性』
結局、人間という生き物は、自分で考え、決めたことでしか動かないのだ。
だから、それに気付いた掛布2軍監督も岩井監督も、方向転換したんだ。
遅まきながら、私も気付きました。
“魔法の質問”というものに出会って。
しつもんを通して、共に考え、共に未来を想像し、共に歩む。
10年前に出会っていたら、人生変わってたかもなぁ・・・(笑)
こんな感じで^^
今は、“LEADER”ですから、ご安心下さい。
このブログで、“しつもん”の素晴らしさを、どんどん紹介していきます。
時代に合った生き方をしよう!